RAYSカラーセラピー・4つの要素
『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』は、児童心理学にルーツを持つ、多数の色カードを使用する心理診断&カウンセリングです。 RAYS創始者、佐野みずきが研究開発したもので、1970年に初めてマスメディアに発表されました。
『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』を支えているのは、50年を超える実践データの積み重ねです。
「RAYS」とは、“Revealing the Actuality of Your Spirit”の略で、直訳では「精神の真実の姿を明らかにする」という意味になります。RAYS色彩心理診断においては、この言葉を「色は心を移す鏡」という意味で使っています。
『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』では、診断要素を4つのブロックに分類しています。色カードによるヒアリングで、「個性・性格」「家族・生育環境」「社会意識」を診断し、それらがミックスして生み出される、クライエント(被験者)の「潜在的エネルギー」をあぶり出します。色と対話することによって潜在能力を引き出し、心身共に美しく、より健康的な生活を目指すことを目的としています。
「RAYSカラーセラピー」では、診断要素を以下の4つに分類しています。
- ■Personality 個性・性格
- ■Family 家族・成育環境
- ■Social consciousness 社会意識
- ■Subliminal energy 潜在的エネルギー
『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』では、診断要素を4つのブロックに分類しています。色カードによるヒアリングで、「個性・性格」「家族・生育環境」「社会意識」を診断し、それらがミックスして生み出される、 クライエント(被験者)の「潜在的エネルギー」をあぶり出します。色と対話することによって潜在能力を引き出し、心身共に美しく、より健康的な生活を目指すことを目的としています。
9種の基本色が表す「個人の生き方」
『『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』のレッスンは、基本となる9色が表す意味を学ぶことから始まります。上記は「色の好み」が表す「象徴的」なものです。ただし実際は一言で表現できるほど単純なものではありません。人の個性は、同じ要素で長所にも短所にもなり、また裏の意味も含む、大変複雑な側面を持っています。
『RAYS Color Therapy(レイズカラーセラピー)』では、黄色、赤、青、オレンジ、白、黒、茶色、緑、紫の9色を診断の基本色として使用します。
それぞれの色が象徴する意味は、簡単に記すと下の表のようになります。
- ■黄色=人と密に接する、甘えた気持ち、嫉妬、旺盛なサービス精神、自己の魅力を認識
- ■赤=自己主張、怒りと批判精神、改革を望む、母なるものを敬う、大義のために戦う
- ■青=理想主義、平和主義、現状維持を望む、頑固、用心深い
- ■オレンジ=大衆性との親和、積極的、行動的、知識への強い興味、周りが見えない
- ■白=普遍、誇り、環境に影響されない、絶対的な価値観、人の意見を聞かない
- ■黒=個性の追求、自己イメージの演出、警戒心、自己防衛、他人の評価を意識
- ■茶色=現実的、社会意識、強い向上心、物質的欲求
- ■緑=自己表現の抑制、欲求の抑制、他者への厳しい視点、癒しを求める気持ち
- ■紫=孤高の生き方、傷つきやすく繊細な感受性、高い芸術性
9色による診断は、クライエントに自分の好きな色、嫌いな色を答えてもらうことから始まります。 ひとりの人が何色も同時に好きであったり、また「好きな色であっても洋服では着ない」、または「日によって好きな色が変わる」と答える方もいます。
もっともシンプルな9色だけによる色彩心理診断であっても、何色がどの程度好きか、何色がどの程度嫌いか、何色と何色を並べると心地よいか、などの答えによって解釈がさまざまに遷移・変化し、想像以上に複雑なパーソナリティ、個人の価値観を顕在化します。
この基本9色は、配置にも象徴的な意味を持っています。 たとえば、対極に位置する色同士は、反対の価値観を表します。 たとえば、青に対しての茶色、赤に対しての緑は「RAYS色彩心理診断的補色関係」で、ほぼ反対の意味を持ちます。 中心にある白は、どの色とも融和せず対立もせず、何ものにも影響されない色、という存在です。